下院議長人選問題 貢献党と前進党が28日に協議
総選挙での獲得議席数トップの前進党と次点のタイ貢献党が下院議長をどちらが出すかでもめているが、タイ貢献党のプラサート幹事長は6月25日、「我が党は首相指名選挙では規則を厳格に守る」と再確認するとともに、数日後に前進党との折衝が予定されていることを明らかにした。それによると、下院議長について貢献党は27日に党内で話し合い、その結果に基づき翌28日に前進党と協議する見通しだ。
そのため、下院議長の人選は、7月3日に新下院議員出席のもとに国会が召集されるまでに2党間で意見がまとまり、その後、翌4日に首相指名選挙が実施され、上下両院議員の投票で新しい首相が決まる可能性が出てきた。