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タクシン元首相 弁護士が仮釈放の可能性に言及

8月22日にタイ帰国後、8年の禁固刑を言い渡され健康上の理由からバンコク中心部の警察病院の特別病棟で治療を受けながら服役しているタクシン元首相(74)について、元首相の弁護士はこのほど、健康状態が良好ではないため元首相の仮釈放を上申する可能性があると明らかにした。

元首相は9月1日に国王陛下の恩赦によって刑期が1年に退縮されている。法律では刑期の3分の1すなわち元首相のケースでは4カ月を経過していることが仮釈放の条件とされているため、年明けには仮釈放の上申書提出が可能になる。当局は元首相が心臓や肺に疾患があり、高血圧などの症状もあることから医療機関での治療が必要と説明している。

だが、一部では「元首相への特別待遇を可能にするために元首相サイドとタイ当局の間で元首相を『加療が必要な病人』とすることで話がまとまっていた」などの詐病説も囁かれている。

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