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タイ首相のチャーター便 政府が費用の内訳を公表

セーター首相は米ニューヨークで開催中の第78回国連総会に出席しているが、今回の外遊にはチャーター便が使われ、その費用が3000万バーツに上ることから一部で批判の声が上がっている。

これについて、ナトリーヤ首相副秘書官はこのほど、費用の内訳を明らかにして、費用が妥当なものであると説明した。チャーター便については、入札を行って運航をどこに任せるかが決まったが、タイ空軍が3200万バーツ、タイ国際航空(THAI)が2500万バーツで応札し、THAIが選ばれた。だが、のちに燃料が値上がりして運航費用が3000万バーツに引き上げられたが、仮に空軍が落札していれば、その運航費用も同じ理由で4000万バーツに引き上げられていたはずという。

副秘書官によれば、費用の内訳は、484万バーツが旅客機関連の費用、1680万バーツが燃料代、148万バーツが飲食費、307万バーツが地上サービスの費用、380万バーツが運航費用となっている。首相に同行している首相の娘を含む約50人はそれぞれが飛行機代、飲食代は負担しており、また、民間部門の代表は自らチケットを手配するなどして米国を訪問しているとのことだ。

今回のチャーター便の費用3000万バーツについては、政治活動家のソムチャイ氏が「高すぎる」として野党議員や下院反腐敗・違法行為委員会に対し、問題として取り上げるよう求めていた。

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