セーター首相 イスラエルのタイ人に帰国呼びかけ
パレスチナの武装組織ハマスによるテロ攻撃に伴いイスラエルが大規模な反撃の動きを見せており、戦闘がさらに激化することが予想される中、セーター首相はイスラエルにいるタイ人労働者に対し、改めてタイに帰国するよう呼びかけた。
これまでに帰国のための登録を済ませたタイ人は約8500人で、3000人が帰国している。タイ政府によれば、1日当たり800人まで帰国させることが可能だが、イスラエルの雇用主が未払い給与の支払日を11月10日に延期したり、タイ人をイスラエルにとどめておくため給与を増額したりしているせいで多くのタイ人が帰国を取りやめているとのことだ。