バンコク週報オンライン見本市がオープンしました。こちらをクリック

政策金利引き下げ拒む中銀を中核与党党首が批判 「家計債務と財政赤字を理解してない」

金融機関の預金金利や貸出金利に影響する政策金利について、セーター首相がタイ経済の成長にプラスになるなどとして引き下げを繰り返し要求しているの対し、決定権を有するタイ中央銀行がなんら動きを見せず、首相が苛立ちを募らせていると報じられている。

この状況に対し、中核与党・タイ貢献党のペートンターン党首は5月5日、「中央銀行の独立性が経済問題解決の大きな障害になっている」と述べ、タイ中銀の姿勢を批判した。同党首は、「経済成長の促進は財政政策に大きく依存しているが、家計債務と財政赤字が膨れあがっているのが現状。中銀がこれを理解せず、(経済問題を解決しようとしている)政府に協力しないのであれば、(問題を解決することは)我々にはできない」としている。

この記事がお役に立ちましたら
フォローをお願いします

シェアしていただければ幸いです
目次