カジノ建設計画　首相が財務省に検討加速を指示　候補地はバンコク２カ所を含む全５カ所

チャイ政府報道官によれば、セーター首相はこのほど、チュラパン副財務相を通じて、速やかにカジノを含む複合娯楽施設建設計画を検討し、関連法の整備案をまとめるよう財務省に指示した。検討の叩き台となる最初の案は、４月９日に設置された下院特別委員会がすでに打ち出している。

チャイ報道官によれば、世界の複合娯楽施設産業は2022年の売り上げが１兆5000億米ドル（約54兆バーツ）にのぼっており、４年後の28年には２兆2000億米ドルあまりに拡大する見通しという。

なお、今のところ、カジノを含む複合娯楽施設をバンコクの２カ所、そして東部経済回廊（EEC）、北部チェンマイ、南部プーケットのそれぞれ１か所の計５か所に建設する案が浮上している。