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解党危機の最大野党・前進党が新党設立準備へ 憲法裁の有罪判決に備える 党首候補3人

王制転覆を企んだとして解党の危機に瀕している最大野党・前進党は、「憲法裁判所に解党の権限はない」と主張するなど抵抗の姿勢を見せている。

その一方で、同党は解党処分となった場合に所属議員の受け入れ先となる新党の設立を準備しており、その党首の候補者として3人の名前が挙がっている。具体的には、同党のシリカンヤ議員とチャイワット議員(ともに比例代表)、日本の国立大学法人・政策研究大学院大学(GRIPS)のウィーラユット准教授の3人だ。

前進党は昨年5月の総選挙の運動期間中、不敬罪を規定した刑法112条の改正を公約に掲げたことが「王制転覆の試み」とされ、憲法裁から有罪判決を受けた。その後、中央選挙管理委員会が前進党の解党を求める訴えを憲法裁に起こし、憲法裁がこれを受理。同党解党の判決が下るとの見方が強まっている。

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