仮釈放中のタクシン元首相 8月18日に恩赦適用で刑期満了 不敬罪容疑では未だ保釈中
7月28日の国王陛下72歳の誕生日に因んだ恩赦が18日に適用され、仮釈放中のタクシン元首相は残りの刑期が取り消され、同日にほぼ自由の身になった。今回の恩赦ではタクシン氏を含む受刑者約3万人が恩恵を受けた。タクシン氏は8月31日に刑期満了となる予定だったが、恩赦によって2週間ほど刑期満了が早まった。
ただ、タクシン元首相は事実上の亡命生活中の2015年に訪問先の韓国での地元新聞とのインタビューで不敬発言があったとして起訴されており、現在保釈中の身であり、今後しばらくは保釈条件に従う必要があるという。