ペートンタン新首相 「些細なことに拘らないで時間を与えてほしい」と懇願
ペートンタン首相(38)は9月5日、首相に就任したばかりの彼女の粗を探すような動きが出ていることに対し、「批判をしばらくやめて、しっかり仕事ができることを示す時間を私に与えてほしい」と懇願した。
ペートンタン首相は、政治的影響力の極めて強いタクシン元首相が父親であり、また、かつてタイの政治を牛耳っていた感のあるタクシン一族の一員であることから、突っ込みどころは少なくないとされている。
ここにきて、数十に及ぶ一族の関連会社の重役を首相に選出されるまでに辞任していなかったのではないかと違法性の疑いを指摘する意見も出ているが、ペートンタン首相は、これらを些細なことであるとして、「小事をあまりに重要視することがあってはならない」と言い退けた。