チェンライ県の水害被災地 首相が迅速な後片付けを県当局に指示 便乗値上げも監視
ペートンタン首相はこのほど、北部チェンライ県の当局者に対し、ムアン郡(県庁所在地)やメサイ郡など最近の洪水で大打撃を受けたエリアで速やかに後片付け作業を開始するよう指示した。
これらのエリアには洪水でもたらされた土砂などが6万8000トンあまりも残っており、早急に撤去することが必要とのこと。洪水被災地の復旧のために国王陛下から高圧洗浄機が100台寄贈されている。
ただ、現時点で自宅や自店舗から土砂をかきだす費用に4万バーツ以上かかっており、これは自腹。政府により充実した支援を求める声が上がっている。
首相によれば、政府は11月から洪水被災者への経済的支援を開始する予定。商務省に対しては、被災者が影響を受けないよう、生活必需品の便乗値上げが起きないよう監視を強化することも指示された。