閣議決定 山火事・煙害対策に6億2000万バーツ 野焼き禁止徹底 農業廃棄物は埋設
タイ政府は1月28日の閣議で、天然資源環境省の求めに応じて、森林火災を減らし大気汚染を緩和するために中央予算から6億2000万バーツを拠出することを決めた。タイ国内の多くのエリアで大気汚染の悪化が報告されていることから、ペートンタン首相は閣議後、この森林火災・煙害対策予算が確実に有効活用されるよう関連政府機関が責任を持つよう指示した。
このほか、閣議では、煙害対策の一環として粉塵公害軽減計画が承認された。この計画では内務省が野焼きを禁止するとともに農業廃棄物を焼却するのではなく、地中に埋める埋設処分をするよう農家に奨励することになっている。