特殊詐欺対策 タイからミャンマーへの電力供給を50%カットへ プームタム副首相発表
タイから電力が供給されているタイ国境近くのミャンマー領内で中国人などの関与する犯罪組織がコールセンターを開設して特殊詐欺を働いていることが問題となっているが、プームタム副首相兼国防相は2月3日、タイ当局が犯罪拠点とみられるタイ国境近くの町などへの電力供給を50%削減すると発表した。
この件については、国防相出席のもとに同日開かれた国家安全保障会議(NSC)と電力供給担当の地方電力公社(PEA)の会議で検討。国防相によれば、ミャンマーへの電力供給5割カットに関しては、タイ外務省がミャンマー当局に伝えることになっている。 電力供給半減の対象エリアにはタイ西部ターク県メーソート郡に近接するミャワディーやシュエコッコが含まれる。