中国・習主席がタイのカジノ解禁に警鐘鳴らし詳細情報求める ペートンタン首相訪中時に
ペートンタン首相が先ごろ、中国を公式訪問し、習近平国家主席と会談した際、習主席がカジノ解禁が犯罪増加に繋がる恐れがあるとタイ政府に警告したと報じられている。
これについてペートンタン首相は政府庁舎で2月11日、報道陣を前に、カジノの件について習主席と話し合ったことを認め、習主席からタイ政府のカジノ合法化案について詳しい情報を求められたことを明らかにした。
中国では、特別行政区のマカオのカジノは世界的に有名だが、中国本土では賭博を法律で禁止している。
ペートンタン首相によれば、習主席に対しては、タイ政府がホテル・レストラン・娯楽施設など備えた複合施設の中にカジノを開設する予定であり、また、賭博を禁止して地下に潜られるよりは合法化して課税する方がよいと考えているなどと説明したとのことだ。