上院選挙 現議員20人以上が資金洗浄に関与か タイ法相が公表
タイ法務省特別捜査局(DSI)が昨年6月の上院議員選挙に関連する資金洗浄疑惑を調査することになったが、タウィー法相は3月6日、資金洗浄に少なくとも上院議員20人がかかわったことを示す証拠が存在すると明らかにした。
法相によれば、タイ版FBI(米連邦捜査局)のDSIは上院選での不正に関連して7000人を超える聞き取り対象者リストを準備しており、これまでに約3000人が上院選の課程で不正があったことを目撃したと証言しているという。
DSIでは、証人の証言から上院選の不正では総額4億-5億バーツがやり取りされたことを掴んでいるとのことだ。また、DSIは今後3か月かけてさらなる証拠を収集する方針だ。