期間限定バンコク週報無料購読キャンペーン実施中こちらをクリック

タクシン支持組織の元幹部が軍事クーデターを懸念 上院議員選調査の徹底求める

20年ほど前、タクシン氏を支持する勢力と批判する勢力が激しく対立していた時期に活発に活動していたタクシン支持組織「反独裁民主戦線(UDD)」の女性幹部、ティダー氏はこのほど、昨年6月の上院議員選挙に関する不正疑惑がしっかり解明されなかった場合、タイの政治が再び危機的状態に陥り、これを口実に軍部がクーデターで政権転覆を試みる恐れがあるとの見方を示した。

同氏は、上院選の疑惑を調べている中央選挙管理委員会は過去に何度か過ちを犯したことがあるが、上院選の疑惑に関しては妥協すべきではないと強調。中央選管による事実解明が不完全であれば、政治的に不安定な状態となり軍事クーデターが勃発し、タイが再び混乱状態になりかねないとのことだ。 タイでは過去に何度も軍事クーデターが起きているが、直近では2014年5月のクーデターで当時のタクシン派政権が倒されている。

この記事がお役に立ちましたら
フォローをお願いします

シェアしていただければ幸いです
目次