カンボジア地元紙が虚偽報道でタイを非難か タイ空軍広報は即時否定
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今回の国境紛争の再燃・エスカレートに伴う軍事衝突ではカンボジア側のフェイクニュースが多数拡散されているが、カンボジアの地元紙プノンペン・ポストは7月31日、地中から掘り出した不発弾の写真を掲載して「タイの戦闘機F16もしくはグリペンが民間人エリアに投下した1トン爆弾」とするカンボジア軍関係者のコメントとともにタイ側を非難した。
これに対して、タイ当局はすぐに「ベトナム戦争時に米軍が投下した爆弾とみられる」との見解を示して反論。タイ空軍広報担当は、「プノンペン・ポストに掲載された写真の爆弾は、表面が錆まみれであり、相当長期間地中に埋まったままだったと考えられる。仮にタイ空軍が最近、投下した爆弾なら、錆などひとつもなくピカピカであるはず」と明らかなフェイクニュースとの見方を示した。
