カンボジア国境地帯で再び地雷被害 タイ兵が重傷
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タイ東北部スリン県のカンボジア国境付近で8月12日、カンボジア軍が埋設したとみられる対人地雷が爆発し、タイ兵1人が左足首に重傷を負った。国境紛争再燃後、地雷による負傷はこれで6度目となる。
ウィンタイ少将によれば、午前9時10分ごろ、国境パトロール中の7人のうち1人がタイ領内でPMN-2型とみられる旧ソ連製地雷を踏んだ。少将は「今回の出来事はカンボジアが停戦合意およびオタワ条約などの国際条約に違反している証拠」と述べ、挑発行為が続けば自衛権の行使も検討せざるを得ないと警告した。
