政治活動禁止令の全面解除 当局が12月に全政党と協議

プラウィット副首相兼国防相によれば、現政権の後ろ盾である国家平和秩序評議会(NCPO)は12月に開く会合で政治活動禁止を全面的に解除する件について協議する見通しという。会合はプラユット首相が議長を務め、すべての政党から代表が出席する予定。

2014年5月のクーデターで軍部が全権を掌握したことに伴い、5人以上の集会が禁止されるなど政治活動が規制されてきた。総選挙に向けた準備のために先に規制が部分的に緩和されたが、全面解除がいつになるかはまだ決まっていない。

同副首相は、プラユット首相が先に総選挙後も政治にかかわる可能性も示唆。「プラユット氏の政界入り(民政復帰後も政治にかかわること)を支持している。氏がどの政党に入るかは氏が決めること。わたしは氏を信頼しており、何も心配していない」と述べている。

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