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サムイ島のホテル 客室稼働率が低下 中国人観光客が減少

タイ南部スラタニ県サムイ島は世界的に知られた観光の島だが、サムイ島観光協会のウォラシット会長によれば、ホテルの増加などの理由で現在のホテルの客室稼働率が前年同期の約50%に対し30%あまりに下がっているという。このほかの理由としては、バーツ高が続いていること、米中貿易摩擦が長引いていることなどが挙げられるとのことだ。

米中貿易摩擦の影響で中国人観光客は比較的割安なベトナム、フィリピン、インドネシアのビーチリゾートに関心が向いている。この傾向は同島にとって観光のハイシーズンである来年第1四半期まで続く見通しで、同会長は、同四半期におけるサムイ島のホテル客室稼働率が予約状況から判断して前年同期の50-60%に対し35%前後にとどまるとの見方を示している。

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