大気汚染対策強化法案を閣議承認 工事現場の管理を強化
政府は2月11日の閣議で大気中の微小粒子状物質(PM2.5)を減らすため大気汚染対策法改正案を承認した。
バンコク都庁によれば、「現行の大気汚染対策法は1983年に制定されたもので、現状にそぐわない点が出ていることから改正が必要。法改正により建設工事で働く人らの安全や環境保全が強化される」という。
都庁の担当者は、大気の原因として微小粒子状物質(PM2.5)が問題視されているが、バンコクでは建設現場の粉じんなどに多く含まれるPM10の濃度も高く、法改正によって建設工事の管理が強化されれば、バンコクの大気は確実に改善すると説明する。