タクシン元首相 2月18日仮釈放か タイ貢献党党首が実現に期待
タクシン元首相の次女で、中核与党・タイ貢献党党首のペートンターン氏はこのほど、元首相が2月18日に仮釈放になるのを期待していると述べた。この発言は、法務省矯正局関係筋が「元首相は仮釈放の適用条件を満たしている。矯正局は仮釈放になる受刑者の名簿を作成している」と伝えてきたことに伴うもの。
ただ、ペートンターン党首は、「父の名前が名簿にあるかどうかわからない。法務省からは何も連絡がない」と話している。
仮釈放は法務相の承認を得て決まることになるが、タウィー法相は、「仮釈放の対象者名簿は月曜日(12日)に私のもとに届く見通し」としている。
一方、検察庁のプラユット報道官は9日、「タクシン元首相は2015年5月21日に韓国のソウルを訪れた際に不敬発言をしたとして翌16年に訴えられている。不敬容疑で元首相を起訴するか否かは検事総長の判断次第」と説明した。