高級商業モール銃乱射事件 14歳少年はネット通販で銃を購入
警察によれば、10月3日にバンコクのサイアムパラゴンで銃乱射事件を起こした14歳少年はインターネット通販で入手した改造銃を犯行に使っていたという。この銃は、侵入者などを威嚇して追い払うために本物の銃と同じような発砲音がして空薬きょうが飛び出すものの弾丸発射はできないブランクガン(アラームピストル)を実弾発射が可能なように改造したものだった。
警察関係筋によれば、容疑者は本物のピストルは値段が高くて手が出させなかったため、比較的割安な改造ブランクガンをネット通販で購入したと自白している。この改造ブランクガンは1丁1万6000バーツだったため、容疑者は手持ちの金が足りず、オンラインで金を借りて代金を支払っていたという。犯行に使われた9ミリ弾は容疑者が代金1000バーツを送金した数日後に入手していたものだった。
警察によれば、容疑者に改造ガンと実弾を違法に販売した容疑でこれまでに3人が逮捕されている。