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地震でビル崩落 最大手ゼネコン社長ら17人を逮捕へ 安全基準軽視で92人死亡

3月28日にミャンマーで起きた地震の影響でバンコク中心部で建設が進められていた30階建て会計検査院ビルが数秒のうちに完全に崩落した事故で、中国系企業とともに工事を請け負っていたタイ最大手ゼネコン、イタリアンタイ・ディベロップメント社のプレムチャイ社長(71)を含む17人に業務上過失致死などの容疑で逮捕状が発付されたことが5月15日までに分かった。

関係当局によれば、これまでの捜査で同ビルの建設に関しては設計段階で安全基準がないがしろにされていたほか、強度不足のコンクリートと鉄筋が使われていたことが判明しているという。 ビル崩落によって92人が死亡したほか、9人が負傷。また、現場での遺体の捜索は終了したと報じられているが、いまだに4人の死亡が確認されておらず、安否不明のままとなっている。

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