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タイ医療従事者が大麻合法化の凍結を求める

今年6月9日に合法化された大麻であるが、若者が摂取した場合の影響などを懸念する声が各方面から出ている。このため、タイ国立マヒドン大学付属ラマティボディ病院に勤務する医師や看護師など医療従事者約850人がこのほど、関係当局に対し、若者による大麻乱用を効果的予防する措置が講じられるまで、大麻の合法化を停止するよう求めた。

大麻は麻薬リストから外されたことで栽培や摂取が可能となったが、とりわけ青少年への影響については「法整備がまったく追いついていない」といった批判意見が合法化直後から噴出している。

一方、政府の担当者は、大麻合法化に悪影響を抑えるために政府は最善を尽くしており、青少年の大麻乱用を防止する措置もすでに執られている」などと苦しい釈明をしている。

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