ダム放流量増加 チャオプラヤ川下流域で洪水リスク高まる
タイ水利局によれば、中部チャイナート県のチャオプラヤ・ダムでは水が溢れるのを避けるために放流量を増やすことになったが、これによってチャオプラヤ川下流域では同河川の水位上昇で洪水に見舞われる可能性が高まるという。
同局のタウィーサク副局長によれば、タイ全域で14日から17日ごろにかけて強い雨が降り、その結果として河川とダムに流れ込む水量が増えることが予想されるため、チャオプラヤ・ダムは現在、毎秒1800立方メートルを放流しているが、15日からは放流量を毎秒2000立方メートルに増やす必要があるとのことだ。
洪水が起きると予想されるのは、スコータイ県、アユタヤ県、パトゥムタニ県、ノンタブリ県、バンコク都、サムットプラカン県。