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タイ副首相が危機感 「北部からの水量は2011年大洪水時に等しい」

水管理を担当するプラウィット副首相は10月3日、中部のチャイナート県やアユタヤ県の水害状況を視察し、ここで北部からバンコクを通過して海に流れ出る水の量を制限して首都を洪水から守るため、バンコクより北に位置する複数の県の低地に水を蓄えるよう指示を出した。

具体的には、ナコンサワン県などに水を迂回させることで首都圏を縦断するチャオプラヤ川の水位を一定レベルに維持して深刻な水害の発生を回避する考えだ。副首相によれば、北部から流れ下っている水量は非常に多く、2011年の大水害の時に匹敵するとのことだ。

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