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タイ北部 大気汚染がさらに悪化 PM2.5濃度が基準超え

タイ保健省保健局のスワンナチャイ局長によれば、タイ北部の大気汚染が悪化の一途を辿っている。最近観測されたPM2.5濃度はチェンマイ、チェンライ、ラムプン、ラムパン、メホンソン、ナーン、パヤオ、プレー8県でタイの環境基準(人の健康を保護するうえで維持されることが望ましい基準)の50μg/m3(1日平均値)を大幅に上回る91μg/m3以上を記録。このほか、東北部のブンカン、ナコンパノム、ノンカイ3県でも高いPM2.5濃度が観測されている。

PM2.5の環境基準であるが、日本は1日平均値35μg/m3。同局長は、「北部と東北部の大気汚染悪化はタイと近隣国の野焼きと大気の停滞のため。とりわけ国境県では今週いっぱい続くだろう」と話している。

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