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タイ 2029年までに超高齢社会に突入見通し

カシコン銀行傘下のカシコン・リサーチセンター(Kリサーチ)によれば、タイは過去3年間に人口増加のスピードが大きく落ちており、2029年までに超高齢社会に突入することが予想されるという。超高齢社会とは国連の定義で「65歳以上が総人口の21%を超えた社会」。

同センターは、「新型コロナの感染が世界中に拡大しだした2020年からタイでは生まれる赤ちゃんの数が目立って減っており、その後の2年間もこの傾向が続いている。同時にこの期間は死亡者数も例年を上回った」と報告している。

タイでは1963~83年がベビーブームだったが、この時期に生まれた人が間もなく高齢者になって人口全体に占める高齢者の比率がぐっと高まることになる。なお、東南アジアにおける社会の高齢化ではシンガポールが突出しているが、それに続くのがタイとなっている。

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