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少雨のため水不足深刻化 ダム貯水量は4割程度 稲作制限か

国家水源事務所(ONWR)のスラシー事務局長によれば、全国的に降雨量の減少が続いており、水不足が深刻化しているという。このため、将来的には政府が米どころが集中している中央平野での稲作を制限するとともに、水危機指令センターを設置して水不足に対応することが必要になるかも知れないとのことだ。

中央平野を含むエリアは現在、雨期に入っているが、今年の雨期における中央平野の降雨量は例年を40%も下回っており、広範なエリアが干ばつに見舞われる恐れがある。

このほか、国内の主要4ダムの貯水量は現在、合計96億1700万立方メートルあまりで、貯水能力の39%にとどまっている。ダムに貯まっている水をすべて使うことはできないため、現時点でこれら4ダムの貯水のうち実際に使えるのは29億2100万立方メートルほどにすぎないとのことだ。

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