バンコク近隣アユタヤ県で洪水リスク高まる
首都バンコクのすぐ北に位置するアユタヤ県では同県を縦断する主要河川、チャオプラヤ川が増水しており、洪水被害のリスクが高まっている。このため河川からの溢水を防止するため危険エリアでは堤防を高くするなどの措置が執られている。
北部、東北部に降った雨が流れ込むことでチャオプラヤ川は水位の上昇が続いているが、10月4日時点ではアユタヤ県内の工業団地が浸水したとの報告はまだない。同県では毎年のように洪水が起きていることから、どの工業団地も周辺に高さ1.8メートルほどの防水壁を設けている。