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新型タバコのリスクをタイの若者の多くが誤解 「紙巻きタバコより安全」「合法」

タイ保健省健康サービスサポート局はこのほど、新型タバコ(電子タバコ、加熱式タバコ)の健康リスクを若者の多くが理解していないなどとする調査結果を発表した。調査は同局とタイ青少年研究所、バンコク都庁の協力のもとに今年5月1~27日にかけてタイ人の若者4万164人を対象に実施された。新型タバコは、6~30歳の18%が喫煙者であり、同年齢層の喫煙率は男性が21%、性的少数者が19%、女性が16%となっている。

調査では、新型タバコについて、61%が「紙巻きタバコをやめるのに役立つ」、51%が「ニコチンは健康によい」、50%が「紙巻きタバコより安全」、26%が「ニコチンを含まない」、23%が「合法である」、12%が「新型タバコの蒸気は安全」と回答しており、少なからず誤解していることが分かった。

タイでは、新型タバコは2014年12月から個人的な所持・利用も禁止されており、10年以下の禁錮刑、50万バーツ以下の罰金刑が科される。

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