バンコクなど首都圏でPM2.5濃度が上昇 大気停滞で安全基準を超過
タイ公害対策局はこのほど、バンコクとその近隣県で大気中PM2・5の濃度が上昇し、この汚れた大気が停滞傾向にあると報告した。
具体的には、バンコク都、ナコンパトム県、ノンタブリ県、サムットプラカン県、サムットサコン県でPM2.5濃度が安全基準を超過しており、大気の汚染が人にとって不健全なレベルに達しているという。
なお、タイでは11月から2月ごろまで雨の降らない乾期・涼期となり、この季節は大気が停滞することから、北部や首都圏では毎年のように大気汚染悪化が報告されている。