ミャンマー地震 タイでは34棟の建物に大きな被害 土木・都市国家計画局調査
土木・都市国家計画局(DPT)とバンコク都庁による調査で、3月28日にミャンマーで起きた地震によってタイ国内ではこれまでに34棟の建物に大きな被害が及んだことが確認された。3月28日から4月1日に実施された調査で調べた建物は合計3375棟。うち3130棟が安全、211棟が中程度の被害とされた。
今回の地震でバンコクでは、建設中の会計検査院ビルが不自然なほどもろく完全に崩れ落ちた以外は、超高層ビルの屋上のスイミングプールの水が揺れで流れ出たり、超高層ビルをつないでいた渡り廊下が破損したりしたケースが報告されている。