タイ会計検査院ビル倒壊現場 救助犬による捜索任務が完了 総合的に判断
タイ救助犬協会のスティキアット会長は4月7日、3月28日に起きたミャンマーの地震の影響で倒壊したバンコクの会計検査院ビル現場で生存者捜索に当たっていた非営利団体K9 USAR THAILANDが11日間にわたる任務を完了したと宣言した。
K9は米国で軍用犬や労働犬を指す呼称で、USAR(Urban Search and Rescue)とは崩壊した建物や閉鎖空間などに閉じ込められた人を救助する活動である都市型捜索救助を意味する。同会長によれば、K9 USAR THAILANDは、事故発生からの経過日数や、救助員や救助犬が負傷するリスクなどを総合的に考慮して任務の完了を決めたという。