内務省と4研究機関が協力して会計検査院ビル崩落の原因究明へ 調査機関は3か月間
バンコク都内で3月28日にミャンマーで起きた地震の影響で建設中の会計検査院ビルが数秒のうちに完全に崩落し、大勢の作業員が犠牲になった事故について、内務省建設都市計画局(DPT)と建築関連の4研究機関が協力して原因を突き止めることになった。
同ビルの崩壊は、「タイの建物は脆弱」との印象を世界に与えることになったが、ペートンタン首相によれば、強度不足の鋼材が使われていたことなどが最大の要因と考えられ、DPTなどが3か月かけて原因を解明する予定という。
なお、崩落現場では重機を使った瓦礫の除去が進められているが、いまだに作業員70人あまりの安否が不明のままとなっている。