期間限定バンコク週報無料購読キャンペーン実施中こちらをクリック

会計検査院ビル崩落 遅々として進まぬ原因解明に首相が不満「容認できないほど遅い」

3月28日にミャンマーで起きた地震の影響で約1000キロ離れたバンコク中心部で建設途中の会計検査院ビルが数秒のうちに完全に崩れ落ちた事故について、ペートンタン首相はこのほど、原因や責任の所在の解明が「容認できないほど遅い」と述べ、不満を露わにした。

現場では5月4日時点で作業員86人の死亡が確認され、いまだに数人が安否不明となっている。

ペートンタン首相によれば、「担当者から『解明には最長で2年かかる』との説明を受けた。これほど多くの人命が奪われた大事故であるにもかかわらず、原因などが長期間にわたって解明できないというのは容認できない。最初の設計段階にミスがあったのなら、それを承認した者の責任を追及する必要がある」とのことだ。

この記事がお役に立ちましたら
フォローをお願いします

シェアしていただければ幸いです
目次