新型コロナ 今年40万人超が感染し受診 死亡率はインフルの約3倍
日本では風邪と同じ5類感染症に分類されている新型コロナだが、国立チュラロンコン大学医学部のティラ准教授はこのほど、「新型コロナは先週1週間だけでもタイで11万1472人が感染し、うち31人が死亡するなど、最も広く蔓延している感染症となっている」と懸念を表明した。
今年に入ってからこれまでにタイでは40万人以上が新型コロナに感染して診察・治療を受けているが、これには罹患したものの受診してない人は含まれていないので、感染者は相当数に上るものとみられている。
ティラ准教授は、新型コロナ感染者の死亡率はインフルエンザの約3倍であることから、新型コロナに感染した人は感染を広げないため仕事場や学校に行くのを控えるよう呼び掛けている。