バンコクの大気汚染が悪化 都庁はマイカー使用の軽減呼びかけ
タイの首都バンコクでは毎年のように気温が低下するこの時期に大気汚染の悪化が報告されているが、バンコク都庁によれば、都内ではこの数日間にPM2.5の濃度が上昇しており、20日にかけてさらに悪化することが予想されるという。
都庁では雨がほとんど降らないこの季節には道路にたまった粉じんも大気汚染悪化の要因となっているため道路の洗浄に力を入れており、また、黒煙をまき散らして都内を走行している自動車の取り締まるための路上検問も実施している。
都庁の担当者によれば、自動車の排気ガスを減らすために都民には可能な限りマイカー、とりわけディーゼルエンジン車の使用を控えてほしいとのことだ。