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タイ閣議が観光促進のための追加措置承認 ビザなし滞在期間を60日間に延長

タイ政府は5月28日の閣議で、タイの観光業の成長促進を目的とした複数の措置を新たに承認した。

具体的には、6月1日からタイ入国ビザ免除の対象国がこれまでの57カ国から93カ国に増加。オンアライバルビザ(VOA)の対象国もこれまでの19カ国から31カ国に増やされる。ビザ免除で入国した者は60日間のタイ滞在が可能となる。

タイ政府はさらに、長期滞在の外国人を増やすため、専門性の高い仕事をするデジタル・ノマド、リモートワーカー、フリーランサーなどを対象に入国後180日間滞在可能で、さらに180日まで延長できるビザを発給する。ビザの有効期間は発給から5年間とのことだ。

また、これまでは大学や大学院を卒業した外国人学生は直ちにタイを離れることが求められていたが、タイで就職先を見つけることができるよう卒業後1年間はタイに滞在することが可能になった。

このほか、ロングステイビザなど長期滞在ビザの申請条件が緩和される予定。現在、健康保険への加入が義務付けられているが、補償範囲の上限引き下げられる見通しだ。

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