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タクシン元首相の帰国を否定するネット書き込みに次女が反論

 15年にわたり事実上の亡命生活を続けているタクシン元首相について、次女でタクシン派・タイ貢献党幹部のペートンターン氏が先ごろ、「8月10日にドンムアン空港に帰国する」と明らかにし、注目が集まっている。

だが、警察の不正疑惑などを立て続けに暴露した元特殊浴場経営者のチュウィット元下院議員が「元首相が予定通りに帰国することはない」とネット上に書き込み、これにペートンターン氏が反論する展開となった。チュウィット氏の書き込みは、「ゲームは変更された。タクシンは引き下がり、帰国計画を取りやめた。状況が変わった。危険性を示す兆候が予想を上回っている」というもの。だが、ペートンターン氏は、この書き込みを「ナンセンス」と一蹴し、予定通りの帰国を再確認した。

これに対し、チュウィット氏は、「父の帰国を待ち望んでいることは理解できるが、ペートンターン氏はどのような条件が揃ったらタクシン元首相の帰国が可能になるかをよく知らないのではないか」とコメントしている。

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