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ご挨拶
バンコク週報グループCEO、臼井秀利(うすい・ひでとし)です。弊社は日本語新聞「バンコク週報」を1976年より発行しています。
今年(2020年)は世界中がコロナ禍の影響を受け大変な経験をし、今もおそらく今後もこの影響は続くものと思われます。
タイ国はコロナ感染者数の少なさでは世界と比べても少なく、大変「優秀」な部類に入ると思いますが、経済の面では大変な影響を受けました。
出張者や観光客などの外国人がタイに来ないということの意味を、初めて知った気もしました。最近(2020年11月)のバンコクの街中を見てみると、数か月前まで繁盛していた多くのマッサージ店や飲食店が売りに出ており、一部シャッター街のようになっています。これまでの30年間、元気のいいバンコクしか知らなかった私は、寂れたバンコクを初めて目にし何とも言えない気持ちです。
しかし、その一方でやはり「タイの人たち」は相変わらず明るく元気で、彼らと話すたびに「きっと何とかなる。何とか乗り切れる」と私もだんだん元気になってきます。事実、2020年10月あたりからタイの自動車業界からも「だいぶ戻ってきた」という声を頻繁に聞くようになってきました。
1976年からタイで新聞発行を続けてきた弊社には、さまざまな情報・ノウハウが経験値としてアーカイブされています。在タイ企業、官公庁、政府機関からも新聞社としての実績が評価され信頼を得ています。そして、この信頼と情報網、そして私自身のタイでの30年の経験を活かし、バンコク週報グループは今後も更に気を引き締めて日本企業のサポートに精進してまいります。