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最大与党の女性議員 国有地不正使用で公民権が終生停止

最高裁判所は4月7日、最大与党・国民国家の力党に所属するパーリーナー議員(45)について政治倫理に著しく違反する行為があったとして一生涯公民権を停止する処分を決めた。

同被告(女性)は故郷の西部ラチャブリ県で森林保護区となっている国有地に勝手に養鶏場を建てており、これが政治倫理違反と判断された。

同被告は昨年3月25日から裁判所の命令で最終的な判決(今回の判決)が出るまで下院議員としての活動が禁止されていたが、永久的な被選挙権剥奪は昨年3月25日に遡って適用される。選挙権は10年間剥奪となっており、この期間中は国政および地方の選挙で投票ができない。

なお、今回の判決に伴い、被告は下院議員の資格を失っており、下院議員を新たに選ぶ補欠選挙が45日以内に実施されることになった。

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