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警察トップ タイでの中国の警察権行使を否定

トーサク警察庁長官は11月13日、タイ当局がタイ国内の観光地のパトロールを中国の警察に依頼したとの一部報道を否定した。

タイの観光業界からは中国人観光客待望論が出ているものの、コロナ禍が収まったにもかかわらずタイを訪れる中国人観光客がさほど増えていないとされる。その原因の一つがタイで複数の中国人が犯罪の被害者となっている治安の悪さとも指摘されている。このため、一部で「タイにおける治安維持に中国の警察が協力すれば、中国人も安心してタイを観光することができる」といった意見が出たようだ。

しかし、トーサク長官は、「中国人観光客のために中国の警察がタイ国内の観光地をパトロールするようなことはタイの主権の侵害であり、同意できない」としている。同長官によれば、イタリアと中国の警察によるイタリアの観光地での合同パトロールの件は承知しているものの、タイはイタリアとは状況が異なるため、合同パトロールの必要はないとのことだ。

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