【労働】労働省が外国人ガイドの取締り強化 雇用企業も罰則対象
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タイ労働省は、観光ガイド業務はタイ国籍者に限られ、外国人がガイド行為を行うことは法律で禁じられていると改めて警告した。外国人本人だけでなく、雇用した企業側も罰則の対象となる。
同省観光職業課によると、外国人ガイドの違法就労は特にバンコク、プーケット、チェンマイなど主要観光地で増加傾向にある。2024年には全国で違反事例が前年度比15%増加した。
タイ国政府観光庁(TAT)は「外国人観光客に正確な文化説明を提供するためにも、ガイド資格制度を守ることが重要」と強調。今後、労働省と観光庁が連携し、外国人の不法ガイド取り締まりを強化する方針だ。
