空港難民のタイ人197人の帰国実現に向け関係機関が調整進める
新型コロナウイルスの感染拡大防止策の一環としてタイ民間航空機構(CAAT)が4月18日まで航空機のタイ乗り入れを禁止していることから、タイ行の航空機に搭乗できず外国の空港で足止めされているタイ人が200人あまりいる。
海外で足止めされているタイ人は日本15人、韓国60人、オランダ60人、米国60人、英国とカタールがそれぞれ1人の計197人であり、この全員の帰国を実現すべく新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策本部(CCSA)が現在、関係政府機関との間で調整を進めている。
CCSAのタウィシン広報担当は、「197人については外務省が必要な支援を提供している。全員がタイに帰国できるよう我々は最善を尽くしている」と話している。