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新型コロナ 検査システムで専門家の間で意見対立も

4月6日と7日に確認された新型コロナウイルスの感染者数がそれまでを大きく下回り、一部に「感染拡大がピークを越えた」とする見方がある一方で、「ただ単に検査した人数が少なく、陽性とされた人が少なかっただけではないか」と疑問視する指摘も出ている。

これに関連して政府の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策本部のタウィシン広報担当は8日、タイでは可能な限り多くの人に検査を実施するのではなく検査を受ける人を選択していると説明するとともに、「感染者数を少なく報告しているのではないか」との見方を全面的に否定した。

新型コロナウイルスの検査では、擬陽性と偽陰性が一定の割合で出るほか、比較的時間もかかる。このため専門家の間でも、多くの人に検査を実施して感染者を見つけ出すべきとする人がいる一方で、症状があるなど感染の可能性の高い人にまず検査を行うべきとする人もおり意見が割れているという。

なお、タウィシン氏によれば、タイでは1日に2万人まで検査を実施できるとのことだ。

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