バンコク都庁のアビガン投与計画に保健省が「待った」

新型コロナ感染者の治療薬として一時注目を集めた抗インフルエンザウイルス薬のファビピラビル、製品名「アビガン」について、アサウィン・バンコク都知事が5月3日、入手でき次第、臨時医療施設で治療を受けている感染者に投与したいとの意向を表明したが、保健省は4日、専門家の承認を得てから投与するよう都庁に要請した。

都庁の計画では、軽症者が治療を受ける臨時医療施設で感染者1人に1日当たり10錠、5日間で50錠投与するとされている。

富士フイルム富山化学が開発したアビガンに関しては日本国内でも新型コロナ患者への投与に医療関係者などからさまざまな意見が出ているが、シリラート病院医学部のニティパタナ准教授によれば、十分な量を調達できない恐れ、副作用の恐れ、新型コロナ感染者への治療における有効性を示す十分なデータがまだ揃っていないといった理由からアビガン投与は推奨できないという。

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