タイ国立大学がコロナワクチン独自輸入へ 「政府からの割り当てが少ない」
関係筋によれば、国立タマサート大学の理事会は8月16日、同大学の規定に基づいて新型コロナワクチンを輸入することを決めたという。調達したワクチンは主にタマサート大学病院のスタッフなど同大学の関係者に接種される予定。
スラポン元学長によれば、同病院を利用する感染者が増加しており、これが感染する病院スタッフの増加、人手不足につながっているという。だが、政府から割り当てられるワクチンは量が少なく、現状に対応できていないことから、大学が自らワクチンを入手することを決めたとのことだ。