タイ工業連盟 タイからの輸出成長率2%減と予測
タイ工業連盟(FTI)のクリエンクライ会長はこのほど、米国の政策金利引き上げと冬場のエネルギー価格高騰への懸念に伴い、今年のタイの輸出が前年を2%以上、下回る恐れがあるとの見方を示した。タイの今年の輸出については、タイ商業・工業・金融合同常任委員会(JSCCIB)が7月に成長見通しをマイナス2%に下方修正しており、最善のシナリオでもゼロ成長との見方を示している。同会長は、「米国では今後さらに政策金利が引き上げられ、これが米国の消費者の購買力、ひいてはタイの対米輸出に影響すると予想される」としている。