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崩壊した会計検査院ビル建設に携わった中国系企業 タイ国内で複数のプロジェクト受注

ミャンマーで起きた地震によりタイで唯一崩落した会計検査院ビルの施工を請け負っていた中国系企業であるが、「南部ソンクラ県ムアン郡に最近建てられた9階建てソンクラ病院」「南部ナラティワート県で完成が大幅に遅れているナラティワート空港の新ターミナル」などの工事にもかかわっていると報じられている。

ソンクラ病院の院長によれば、建設資材の品質などは厳しく管理されていたはずであり、今のところ問題は見つかっていないという。また、建設工事の責任者は、「ミャンマーで地震が起きた際には振動が感じられたが、構造に問題は起きていない」と述べている。同病院は昨年半ばに完成予定だったが、深刻な洪水などにより完成が遅れた。

また、ナラティワート空港の新ターミナルについてマナポン副運輸相は「工事は今年3月に進んだのはわずか0.51%し。全体の進捗状況は39.24%」と報告する。総工費6億3989万バーツの新ターミナルは今年1月16日に完成が予定されていたが、こちらも昨年の大洪水の影響などで工事が大幅に遅れているとのことだ。

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